初めてのTDL

冬野由記

2008年05月03日 10:00

 昨日は『遠足』で、隣県、千葉にある『東京ディズニーランド』に行きました。
 実は、千葉のディズニーランド(といっても日本には千葉にしかないのですよね)には、今まで行ったことがなかったので、今回が初めてのTDLということになります。
 アトラクションの仕掛けは実に凝っていたけれど、アトラクション自体の内容は、何ということもないものだったので、正直言うと少々がっかりしました。
 もっとも、子供向けに演出されたものであるわけですから、オトナが退屈するのは当然でしょうね。子供はきっと面白いだろうな、と思います。アニメや映画のキャラクターが主役ですから、彼らに会えるということが、子供にとっては何よりの喜びなのでしょう。
 ジャック=スパロウにしても、ミッキーにしても、プルートウにしても、とにかく彼らはいたるところに出没するわけです。仕掛けは実によくできていて、たとえば、スパロウのロボット(人形)などは、一瞬、人間がメイクしているのかと錯覚するほど滑らかな動きを見せます。とくに、口の動きと目の動きは感心します。この手の、アトラクション向けのロボットの自然な動きは、一昔前とは格段の違いがありますね・・・・なんて、洞窟を進むボートの上でそんなことを考えて感心してしまうのは、少々ヒネテいるということになるのでしょう。(昔、16ビットのマイコンでロボット(マニプレータ)の滑らかな動きを実現するために苦労した記憶がよみがえってきたのです。)
 つまり、遊園地やなんかのヒーローショウを、もっと大掛かりにして、凝りかたと完成度を高くしたもの、というのが正直な印象です。
 行列に並ぶのもあまり好きではないので、結局、園内を2時間ほどじっくり歩き回りました。(歩き続けるのは嫌いではないので)

 それにしても・・・・
 『高校生(三年生ですよ!)』と『遠足』というコトバと『ディズニーランド』が、私の頭の中でうまくつながらない。
 (『中学生』ならつながるんですけど。)

 彼らはこんなところで愉しめるんだろうか・・・・と、素朴な疑問を感じながら待っていると、バスに帰ってきた彼らが、大きなTDLの袋にいっぱいの買い物をしてきたのを見て、少し了解。中にはTDLのキャラクターのTシャツに着替えているのも居ます。
 なるほど、買い物に来た、という感覚なのですね。ここでしか買えない物、というのがあるわけです。TDLはディズニー関連商品の一大ショッピングセンターなわけです。
 子供はアトラクションで、大人(といっても若い層になるでしょうけれど)は買い物で愉しむ。
 私は、とりあえずウォーキング・・・・(ただ、地面がどこも固すぎですね。もう少し、自然な地面や草地があると助かるのですが)
 納得しました。

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