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冬野由記
冬野由記
標高と緯度の高いところを志向する癖があります。そんなわけで、北国でのアウトドアや旅が好きになってしまいました。
旅の印象を絵にしたり、興が乗れば旅に携帯した笛を吹いたりすることもあります。

2006年11月25日

「夕張の明日」

 今朝の毎日新聞に、特集で夕張市のことが採りあげられていた。財政破綻自治体のいわばもっとも深刻な例として採りあげられているのだが、市が提示した再建策が市民生活に厳しいものになるため、夕張を離れる人(とくに若い層)の動きが加速されることが予想され、人口が一万を切る日が予想よりも早まるのではないか、ということだ。
 私が旅で訪れたとき、すくなくとも町の人たちはがんばっていたと思う。小学校を改装して宿泊施設として旅行者に安価な宿を提供していた。私は一人旅だったが、広い「元教室」を独り占めできて、なんだかとても面白かった。
 そもそも、炭鉱都市という、国の国策から町が形成され発展していったのだから、閉山後の町の活力維持なんかは、国を挙げてフォローするべきだったんだろうが、地元に投げ出された中で、博物館やメロンなど、市や市民でなんとか踏ん張ってきたんだと思う。「ゆうばりファンタ」は、映画関係者やファンの間でも評判がよかったし、内容的には見事な成功企画だったはずなのに・・・
 せめてNPO(申請中)「ゆうばりファンタ」を応援して、映画祭の再生を願いたい。

 今夜は、テレビで「氷点」をやるそうだ。我が家のチャネル権者は、おそらく「氷点」を観るだろうな。このドラマ(小説)も北海道が舞台だ。北海道と言うとなぜ、こういう宿命的な暗さの舞台とされるんだろうか。(「鈴蘭」もそうだった)国策によって既定される発展やビジョンがあり、それが破れたときには放り出されるのと、親の思惑や感情で押し付けられた出生の宿命とその破綻というシチュエーションが、なんだか重なる。

 さて、今夜と明日は、また連載小説のほうのブログ「地上の楽園 または 神々の永遠の火」に、続きを何篇か書こう。これも北海道(それも夕張炭鉱をイメージしているのですが)が舞台なのだが、こっちのほうは、せめて明るく元気よくと行きたいところだ。うーん。これからどう展開させようか・・・

Copyright (c) 2006 Ando, Tadashi & Fuyuno, Yuki All rights reserved.

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Posted by 冬野由記 at 11:21│Comments(0)徒然なるままに
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