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冬野由記
冬野由記
標高と緯度の高いところを志向する癖があります。そんなわけで、北国でのアウトドアや旅が好きになってしまいました。
旅の印象を絵にしたり、興が乗れば旅に携帯した笛を吹いたりすることもあります。

2007年03月29日

「復讐するは我にあり」を観て

 今夜、TVで「復讐するは我にあり」を観ました。
 なかなか緊張感のあるドラマになってました。
 お話は有名な小説だし、あえてこまごまとは触れませんが、ドラマもとてもうまくできていました。

 このお話、小説も元になった実際の事件も、わたしが幼い頃の時代、
 ---「もはや戦後ではない」から「東京オリンピック」にかけての時代---
なんですよね。
 画面を見ながら、そういう感慨もいだいてしまいました。
 幼い頃の私の回想の中では、子供だった自分の身の周りにあった日常の空気が、どちらかというと「よい思い出」としてよみがえってきます。でも、ドラマの、わけても主役の男の回想は暗く厳しいものです。ドラマに出てくる彼を取り巻く人々の暮らしも、生活のにおいも、ふんわりした幸福感からは遠い。ドラマとして強調されているとはいえ、これらもまた、間違いなく、あの時代のにおいだったはずですね。

 しかし、最近の子役さんはすごく上手いですね。
 十歳の女の子が物語のキーになっているから、とっても大切な役なんですが、とてもすばらしく演じてました。丁寧で、地味なおしばいを立派にこなしてましたよ。すごいなあ。
 この女の子、他のサスペンスでも大事な役どころで出てたような気がします。
 この年頃、成長が早いので、背格好がすぐ変わってしまいますから確信はないのですが、声としゃべり方が同じような気がするのです。(そのときは盲目のしっかりした女の子を演じていた)
 そのときも「すごいなあこの子」と感心しただけでなく、その演技に涙がにじんできたのを憶えてます。
 同じ子だと思うんですが・・・・違っていたらごめんなさい。

「子役」という言い方も、もうおかしいかもしれません。なんだか「大人の役者とは違って、扱いは例外」というようなニュアンスが感じられてしまいます。
 でも、今の幼い俳優さんたちは、子供である以前に立派な役者さんですよ。
 男優、女優という言い方があるのなら・・・「童優」とか「小優」ってのはどうか知らん。
 賞にも「童優賞」があってもいいですよね。
 ただし「優れた演技」に対してですよ。
 「可愛いから」とかいうのは無し。その手の賞の類は他にもあるでしょうから。


Copyright (c) 2007 Fuyuno, Yuki All rights reserved.

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Posted by 冬野由記 at 00:06│Comments(3)徒然なるままに
この記事へのコメント
冬野 様

遅ればせながら、

緒方 挙さんの、白黒の映画ですよね??
なんだか、粗筋はわからないボンクラなのですが、
必殺シリーズの前、異様に脂ぎった感じの演技だたのだけ
覚えています。
はちまきにロウソクは、、、、、

さとう
Posted by at 2007年03月31日 00:12
途中から見ました。
普段、あまりドラマは見ていないので、あの子役さんの
ことはわかりませんが、確かによかったですね! 
童優賞というのも妙案ですが、でも、子供専門は無理かな~。
子供の役はまさに、「そのとき」が売り物ですし。
でも柳楽優弥くんは、12歳のときの映画でカンヌで男優賞を
取ったので、子役も「主演」「助演」はもらえる、ということですよね。

いいドラマでしたが、あのCMの多さには閉口しました。
後半は、7分本編で3分CMの連続! 
いい加減にして欲しい~~~! と思ったものです(苦笑)
Posted by ふぶき at 2007年03月31日 15:29
>佐藤あ 様

 緒方拳さんの映画は確かに凄かった。
 あの頃の緒方さんは、闇と凶をかかえた犯罪者をやらせたら一品という感じでした。
 ただ、この記事は、28日にTVで放映された柳場敏郎さん主演のドラマです。映画とちがって、榎津(犯人)逮捕前の数日間に焦点を当てたドラマになっていて、彼をそうとは知らずに家に上げてしまった家族の心理ドラマになってました。見ごたえありましたよ。


>ふぶき様

 ようこそお立ち寄りくださいました。
 CM多いですよね。しかも長い。
 CMなければ、三分の二くらいになってしまうのではないでしょうか。
 ドラマが寸断されてしまうのがつらいです。


冬野
Posted by 冬野由記 at 2007年03月31日 17:35
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「復讐するは我にあり」を観て
    コメント(3)