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冬野由記
冬野由記
標高と緯度の高いところを志向する癖があります。そんなわけで、北国でのアウトドアや旅が好きになってしまいました。
旅の印象を絵にしたり、興が乗れば旅に携帯した笛を吹いたりすることもあります。

2007年09月01日

夏の名残の

 庭の、夏の名残の薔薇

 夏の名残の 夏の名残の

 元気よかったアブラゼミが仰向けに落ちている。

 夏の名残の

 庭の奥にでも、と思って触ると鳴き声をあげて少し飛んだが、また落ちた。

 そいえば、このところ、やかましいくらいだったアブラゼミの声はすっかり影を潜めヒグラシの声が目立つようになっていた。
 そのヒグラシの声も、今日は聞こえない。
 すっかり秋かな。

 今日から九月。

 風の音も変わった。
 夏は、サーッと吹き渡っていた風が、
 今は
「ざあああ」
 とか
「ざわざわ」
 とか言いながら、あっちの森や木や草を撫で付けながら走ってくる。
 湿気と、冷気を連れてくる。

 涼しさにおもむくから、気づきにくいけれど、この感じは梅雨とよく似ている。
 違うのは、一雨ごとに、ひと風ごとに、いよいよあたりが暗く、寒くなってゆくこと。
 同じなのは、雨風の季節が過ぎると、太陽の輝く明るいひとときがやってくること。
 ただし、秋のお日様は少し赤くて、木々も赤くて、
 空はずっと青くて、
 風が白い。

 そんな秋が、少し待ち遠しい、九月一日であります。

 本日曇天、小雨模様。
 風は、少々冷たい。


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Posted by 冬野由記 at 16:51│Comments(8)徒然なるままに
この記事へのコメント
あーァ白いバラの花さんもお疲れのようですね。
セミさんも短い命を終えましたね。

季節は着実に動いていますね。
今日のカレンダーは2007年9月1日
友引、旧7月20日/二百十日/関東大震災記念日/
防災の日/くいの日・・・とありました。

“くいの日”って何のことでしょうね?

北九州は午前中曇り、午後時々雨、気温30℃
蒸し暑い一日でしたが、
爺は午前中、中国語教室、午後パソコン教室で
涼しいところで過ごし、冷房のない我が家に帰りました。
Posted by jijii at 2007年09月01日 17:27
秋の気配は感じますが。
下界は、まだまだ真夏日です。
蝉が例年になく入り乱れて鳴きます。
異常気象のせいでしょうか・・・・。
だって。いまごろ油蝉がいるのはおかしいんです。

ヒグラシなんですがね~~。

大きな飛蝗もいますし・・・・。
Posted by じゃらし at 2007年09月01日 21:20
ヒグラシ・・・
自分は、田舎とはいえ、田んぼしかないので、ヒグラシの声は最近聞いて無いです・・・
時間もあることだし、山にでも行こうかなあ・・・
Posted by nyankohime at 2007年09月01日 21:21
北海道も先週まで五月蠅かったセミの鳴き声が消え、キリギリスの
鳴き声と夜にはコオロギの囁きが。
庭のシラカバの葉はカサカサとした音に変わってきました。
紅葉はもう目の前まで来ていそうな感じです。
Posted by masayan at 2007年09月02日 00:20
>jijii様

 薔薇も、急な涼しさと雨でくたびれている感じですね。
 花は開いているけれど、身と心を縮めているようです。

 くいの日ですか。
 「悔い」じゃないですよね。「杭」か知らん。

 中国語教室、パソコン教室と、意欲満々ですね。
 昨今の学生さんには見習って欲しいものです。

>じゃらし様

 「下界」なんですね。
 数十メートル違えば、体感はかなり違うでしょう。
 風も速めに季節を運んでくれるのでしょうね。
 蝉が入り乱れて鳴く。
 今年の挽歌、残暑は、ちょっとどはずれてましたね。
 我が家は、庭を歩くと足元で飛蝗やなんかがしょっちゅう跳ねてます。

>nyankohime様

 なるほど、林や木々がないと秋口のヒグラシはやってこないですね。
 試験も終わったし、今のうちに木曽にでもお出かけになってはいかがですか?
 木曽路は山の中・・・です。
 そうそう、もし、木曽駒に行かれる気があれば・・・九月のうちに登ったほうがいいですよ。
 十月の声を聴くと寒くなります。

>masayan様

 白樺がお庭にあるのですね。
 木の葉は、季節の準備を始めているのでしょう。
 残暑の暑さと日照りがひとしおでしたから、これでしっかり朝晩が冷え込めば、今年の紅葉は見事なものになるかもしれませんね。

冬野
Posted by 冬野由記 at 2007年09月02日 11:32
ヒグラシ
日常的にヒグラシが聞ける環境が凄いです。小学生の頃、我が家は
山間の畑を借りていました。夏の終わり頃は、その辺りでは近くの森林から
ヒグラシが聞こえてきました。もう秋だと感じさせられる独特の
鳴き声が気に入っていました。飛騨地方によく温泉に入りに行きますが、
あの地では、あちこちにひヒグラシが鳴いていてびっくりします。
あの蝉は冷涼な地にしか生息できないのですね。これが日常的に
聞ける土地柄が羨ましいです。

今の住まいは田舎なのに、ヒートアイランド現象をモロに受けていることを
衛星が撮影した画像で知りました。今年は我が書斎の室温は35度以上が数度
記録されました。風があればしのげますが、扇風機は温風機に早代わりした
感じになります。
Posted by スー at 2007年09月02日 13:12
音がこんばんわ!
夜はめっきり涼しくなってきましたね。
やっと寝苦しさから開放でしょうか・・・?

セミの鳴き声が聞こえなくなってきて・・・
今、児童館では早くも、スズムシの羽をこする音色が聞かれます。
これからの季節は虫の大合唱でしょうか・・・・?
Posted by nonkoge at 2007年09月02日 22:45
>スー様

 このところ、近くの林ではヒグラシとツクツクボウシが鳴いています。
 入り混じって、なかなか面白いサウンドです。
 いささか不便を感じるときもある田舎ですが、こういうときはありがたいと思います。
 たまに、都心で電車に乗ったりすると異様に疲れます。

>nonkoge様

 先日までは涼しくなっていたのですが、昨日あたりから蒸し暑さがぶり返してきました。
 台風の所為かもしれませんが、少々、からだが参ってしまいますね。
 涼しさが安定してほしいのですが・・・○○心と秋の空ともいいますね。

冬野
Posted by 冬野由記 at 2007年09月05日 21:19
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夏の名残の
    コメント(8)